現実逃走記

Japaharine( tジャパハリネット ) 現実逃走記歌詞
1.若葉咲く頃

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

僕等本当は 正直な心を
誰もが持っていた 若葉咲く頃

夢を追い翔け 走って転んだ
あの頃はなにもかもが 心に咲いていた

夢は消えていくのかな? あの空見上げては
飛べると想っていた 夢が溢れていた

大人な子供達 子供な大人達
失くしていたものは きっと今でもそこにある

そんなに急がなくとも そんなに背伸びせずとも
ゆっくり行けばいいさ こんな時代だからこそ

今一度想い返そう あたりまえに思える事を
そしたら僕達は 上手に生きられるかな

大人な子供達 子供な大人達
失くしていたものは きっと今でも そこにある

大人は子供になり 子供は大人になろう
そうすれば失くしたものに
きっと気づいてくれるでしょう


2.蹴りあげた坂道


3.哀愁交差点

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

夕暮れが灯す頃 笑顔はどこか切なかった
厳しい大人の社会では いつものように無力だった

意味があろうとなかろうと 想えるように生きたかった
悲しむ姿見ようとも 俺は俺でありたかった

いつみても無様ねえよ 俺も世間も無様だ
無器用なのかダラしないのか 心が弱いのか
哀愁漂うあの街へ

いつの日か胸を張って 「帰ってきたよ」そう言いたくて
いつの頃か歩きだした ただひたすら認められたくて

哀愁なんてどこにもなかった 街の色は透明だった
オレンジ色の田舎の景色は どこにも見当たらなかった

右も左も解らなくて とにかく前へ走った
良いか悪いのか前がどこかも解らなくとも
それでも走るしかなかった

いつの日か胸を張って 「帰ってきたよ」そう言いたくて
いつの頃か歩きだした ただひたすら認められたくて

人間模様 哀愁交差点 この真ん中で俺はやれるか
俺は俺であり続けるか そして夢を叶えるか


4.鼓動の矛先


5.楓葉


6.絶望の風

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

東へ向かう若者よ 西へと下る陰り道
溢れた時代を追いかけて 絶望してる暇はない

溢れた時代に生まれてた なにをするでもそれ程の
不自由なんてありゃしねぇ これは不幸か幸せか

気がつけば どこかには なにかがあり
気がつけば どことなく なにかたりない
あの物でも その事でも ないような気がする

さまざまに溢れてる 人情模様が
この世の在るべき姿 それなのに僕達は
人を信じて人に裏切られても 人に助けられている
それが僕達の 力となる

何処吹く風に吹かれてく それは希望か絶望か
溢れた時代の真只中 上っ面ならよく見える

希望が 溢れているのなら 望みが絶える事もある
生きる過剩な欲望は 歪んだ形で現れる

希望を失くした 少年の
悲しみ 抱く 少女の
心の中は 物には埋まらない 隙間ができている

さまざまに溢れてる 人情模様が
この世の在るべき姿 それなのに僕達は
人を信じて人に裏切られも 人に助けられている
そして僕達に 希望の風が吹く


7.アウトロスター


8.夏みかん


9.ジオラマの花


10.最果ソング


11.ワスレナコウタ


12.物憂げ世情

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

僕らは生きる その意味などは
所詮小さな「モノ」にすぎない
長いようで短い命は 生きる事に飢えてる

僕らが生きるこの大きな地は くだらなくてどこか輝ってる
悩み苦しみ 笑い泣いて 未来咲けば枯れる日もある

溢れ過ぎる情報と 毎日飛びかう電波の中
良くも悪くも 上っ面な虚像に騙されては
まだ見ぬ 明日を夢みていた

はにかんで心から 笑える事ができるなら
それだけでこの今を生きた意味があるでしょう

僕らは明日に死ぬかもしれない 本当は本当はそんな中にいる
ある日突然途切れる糸は 全ての終わりを告げる

沈んでいく「モノ」たくさんありすぎて
全てが嫌にもなってしまう時
人間なんて脆い「モノ」で 少しの事ですぐダメにもなる

揺れ動く心の中 見たくもないよな毒がある
痛む何かと 上っ面な優しさが生まれてくる
心泣いた 時見えた「モノ」

はにかんで心から 愛する人がいるのなら
それだけでこの今を 生きた意味があるでしょう

はにかんで心から 笑える事ができるなら
それだけでこの今を 生きた意味があるでしょう

僕らは生きる だから過ぎる 平凡な時の中で


13.ライムライト

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

僕等 どこへ行くの 息を切らし尖った
そして ここは何が観える 居場所などはなかった

後ろ向きの波に討たれ なにもかもに疲れた
それでも願っていたよ 目を閉ざすと広がるから

抱きしめてた 溢れる夢を
この手の中 揺れていたよ
震えていた 消えないように
遠く遠い 光

明日はきっといい日になるよね
そしてもっと歩きたい
今はきっと悪い夢を見てる
希望の果て 生きる心 微かな光

抱きしめてた 溢れる夢を
この手の中 揺れていたよ
震えていた 消えないように
微かに 生きる夢を

震えるこの手 涙の向こう 二度とは走れぬ道の向こう
悲しみ抱いて歩んだ道に もう一度花は咲く